2023年09月27日::テニス上達コラム

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テニス上達コラム

テニス初心者のための 「ラリーを沢山続ける方法3選」



テニスを始めたばかりの方、テニスをこれから始めようと考えている方向けに
今回テニス指導歴30年のコーチが、スグに上手に打てるコツを分かりやすく解説。

今回は、ラリー(打ち合い)について解説します!


はじめに

球出し練習では上手に打てるのに、ラリー練習になると打てなくなる。という悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。
基本的な球出し練習で飛んでくるボールは、ボールの回転や勢いが抑えられ決まったところに飛んでくることが多いです。
対してラリー中は、ボールがどこにどんなボールが飛んでくるか決まっていません。

なので、球出し練習=打ち方(フォーム)の練習 ラリー練習=様々なボールにタイミングを合わせる練習 と言ったように別の練習として意識してみましょう。


ステップ1 テイクバックは素早く!



先ほど言ったようにラリー中はどこにボールが飛んでくるか決まっていません。
相手から放たれたボールを、体の右側で打つのか左側で打つのか素早く判断して準備する必要があります。

目安として相手からのボールがネットの上を通るくらいでテイクバックし始め、自身のコートにバウンドする前にはテイクバック出来ているよう意識しましょう。



テイクバックが早ければ、落ち着いてボールやコースを見ることができ安定したショットに繋がります。


ステップ2 打った後のポジショニング



当然ですが、ラリー中は自身が打ったボールを相手が打ち返してきます。
初めの内は、打ったボールを目で追いすぎてしまい、次の準備が遅れがちになることが多いです。

大事なのは「打った後に戻る!構える!」です。

1球目は用意が出来た状態から始めるので比較的成功しやすいですが、2球目以降は準備が間に合わず失敗してしまいがちになります。
逆に言えば、2球目以降も毎回1球目と同じように準備が出来れば成功率は上がるという事です。

ボールを打った後は常に、打つ前のポジションに戻って構えられるよう意識しましょう。


ステップ3 ボールはネットの高いところを通す。



ラリー練習で1番避けたいのは「ネットミス」です。

練習なのでアウトミスであれば相手が返してくれることもありますが、ネットミスは強制的にラリーが途切れてしまいます。

また、弾道の低いボールは相手に届くまでの滞空時間が短く、早いタイミングで返球されます。
そうなるとステップ2の準備が間に合わなくなってしまいます。

出来るだけ、ネットから2メートルほど高い位置を通して、安定したリズムでラリーをしてみましょう。


まとめ

どうでしたか?
ラリーはテニスの醍醐味の一つです。
ラリーが続けば、テニスがもっと楽しくなります。
今回紹介した3つのポイントを意識して練習してみてください!

| ノウハウ | 08:04 PM |