2023年09月::テニス上達コラム

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テニス上達コラム

テニス初心者のための 「ラリーを沢山続ける方法3選」



テニスを始めたばかりの方、テニスをこれから始めようと考えている方向けに
今回テニス指導歴30年のコーチが、スグに上手に打てるコツを分かりやすく解説。

今回は、ラリー(打ち合い)について解説します!


はじめに

球出し練習では上手に打てるのに、ラリー練習になると打てなくなる。という悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。
基本的な球出し練習で飛んでくるボールは、ボールの回転や勢いが抑えられ決まったところに飛んでくることが多いです。
対してラリー中は、ボールがどこにどんなボールが飛んでくるか決まっていません。

なので、球出し練習=打ち方(フォーム)の練習 ラリー練習=様々なボールにタイミングを合わせる練習 と言ったように別の練習として意識してみましょう。


ステップ1 テイクバックは素早く!



先ほど言ったようにラリー中はどこにボールが飛んでくるか決まっていません。
相手から放たれたボールを、体の右側で打つのか左側で打つのか素早く判断して準備する必要があります。

目安として相手からのボールがネットの上を通るくらいでテイクバックし始め、自身のコートにバウンドする前にはテイクバック出来ているよう意識しましょう。



テイクバックが早ければ、落ち着いてボールやコースを見ることができ安定したショットに繋がります。


ステップ2 打った後のポジショニング



当然ですが、ラリー中は自身が打ったボールを相手が打ち返してきます。
初めの内は、打ったボールを目で追いすぎてしまい、次の準備が遅れがちになることが多いです。

大事なのは「打った後に戻る!構える!」です。

1球目は用意が出来た状態から始めるので比較的成功しやすいですが、2球目以降は準備が間に合わず失敗してしまいがちになります。
逆に言えば、2球目以降も毎回1球目と同じように準備が出来れば成功率は上がるという事です。

ボールを打った後は常に、打つ前のポジションに戻って構えられるよう意識しましょう。


ステップ3 ボールはネットの高いところを通す。



ラリー練習で1番避けたいのは「ネットミス」です。

練習なのでアウトミスであれば相手が返してくれることもありますが、ネットミスは強制的にラリーが途切れてしまいます。

また、弾道の低いボールは相手に届くまでの滞空時間が短く、早いタイミングで返球されます。
そうなるとステップ2の準備が間に合わなくなってしまいます。

出来るだけ、ネットから2メートルほど高い位置を通して、安定したリズムでラリーをしてみましょう。


まとめ

どうでしたか?
ラリーはテニスの醍醐味の一つです。
ラリーが続けば、テニスがもっと楽しくなります。
今回紹介した3つのポイントを意識して練習してみてください!

| ノウハウ | 08:04 PM |

テニス初心者のための「シューズの選び方3選」



テニスを始めたばかりの方、テニスをこれから始めようと考えている方向けに
テニス指導歴30年のコーチが、テクニックやコツを分かりやすく解説。

今回は「シューズの選び方」について解説します。

はじめに

テニスをプレーするうえで、テニスシューズはラケットと同くらい大事なアイテムです。
テニスシューズを履くことで、プレー向上・怪我防止が期待できます。


1.サーフェス(テニスコート)の種類に合わせて選ぶ

テニスコートと言っても、色々な種類のサーフェスがあります。
サーフェスに合わせたシューズを履かないと、思い通りのフットワークが出来ないだけでなく、怪我に繋がりやすい場合があります。

どんな種類があるのかを理解して、最適なものを選びましょう!

1.オムニコート(砂入り人工芝)



滑りやすいコートのため、シューズはグリップ力の高さと、最後の一歩でスライドができる砂入り人工芝用のシューズが最適です。
滑りやすいシューズだと、前後左右に動いた際に切り返すことが難しいです。


2.クレーコート




学校などによくある土、砂のコートで、砂入り人工芝(オムニ)と同様に滑りやすいのが特徴。
グリップ力の高い砂入り人工芝/クレーコート兼用モデルが適しています。

3.ハードコート



コンクリートのように固く、シューズが滑りにくくなるためグリップ力の高いシューズだと怪我の危険性が高いです。
ハードコート専用シューズ又は、オールコート用が適しています。

4.カーペットコート



インドアのテニススクールで使用されることが多いサーフェスです。
カーペットのため引っかかりやすいため、ハードコート同様なるべく滑りやすいシューズが適しています。
カーペット専用またはオールコート用シューズが適しています。


2.プレースタイルに合わせて選ぶ

メーカーによっては、柔らかく軽いフットワークを重視したモデルや、固めで重みのある安定性を重視したモデルが展開されています。



ネットプレーなど、身軽に素早いフットワークを求めるなら軽量モデル。




ベースライン際で激しいフットワークを常にして いる、そして前後左右の切り返しの際に安定感を求めるなら、安定性を重視したモデルがおすすめです。


3.価格の違いに気を付ける

テニスシューズは、おおよそ5,000円~16,000円まで幅広い価格帯のものがあります。
5,000円~9,000円のモデルは、テニスシューズとして必要な機能を備えながらコストパフォーマンスも重視しているため、とりあえず始めてみたい!という初心者の方にオススメです。

10,000円以上モデルは、軽量性や安定性、クッション性、固有の機能を持っているな どの特性を持っているため、機能面でプレーヤーに合ったものが選べます。
高価になると手が出にくいですが、高価ゆえに耐久性・安全性は安値のシューズより期待できます。

これからテニスを頑張ろう!といった初心者の方には10,000円以上のシューズが特にオススメです!


まとめ

いかがでしたか?

シューズ選び1つをとっても最初は何を選べば良いか分からないものです。

一番大事なのは怪我をしないこと!

楽しく快適にプレーしていくためにも、ぜひ参考にしてみてください。

| ノウハウ | 07:44 PM |