2023年07月::テニス上達コラム

  1. ITC総合トップページ
  2. テニス上達コラム

テニス上達コラム

テニス初心者のための 「ボレーお悩み解消3選」



テニスを始めたばかりの方、テニスをこれから始めようと考えている方向けに
今回テニス指導歴30年のコーチが、スグに上手に打てるコツを分かりやすく解説。

今回はボレー編!



最初に陥りがちな間違い

ボレーで陥りがちな間違いは、ラケットを大きく振ってしまうことです。
ストローク時は基本的に、ボールに対してラケットを大きく振ります。
対照的にボレーはコンパクトに打つことが大切です。

ボレーのインパクトは、ラケットをスイングするのではなく、当てるイメージです。
ストロークのようにラケットを振りすぎないように注意してください。


ボレーを上達させる3ステップ


ステップ1 コンチネンタルグリップを覚えよう!

相手との距離が遠いストロークは、左右でグリップを入れ替える時間がありますが
ボレーは相手との距離が短い分、入れ替える必要のない「コンチネンタルグリップ」
がおすすめです。

コンチネンタルグリップ:包丁持ち(ラケットフレームを縦に、包丁やトンカチを握るイメージ)




ステップ2 テイクバックは少なく!



ボレーはストロークのように大きく引く必要はありません。
手でラケットを引かずに、身体と足の蹴りを使って打つことがポイントです。

フォアボレーでもバックボレーでも、ラケットを引く位置は顔の真横か少し前方です。

肩に意識を向けながら、ラケットを身体ごとボール方向に運んでください。

テイクバックが大きくなってしまう人は、ボディターンを意識してみましょう!


ステップ3 スペースを意識する



ボレーは身体を前に押し出すようにして打つため、大きな一歩を踏み込めるような場所に構えることが大切です。

ある程度ネットからの距離を大きく取れば、守備範囲も広がるでしょう。

ボレーで自分の身体よりも遠い位置にボールが来た場合は真横に動かず、ボール方向に向かいながら打つようにします。


まとめ

どうでしたか?
最初のうちは空中で打つボレーに戸惑う方も多く難しい印象のショットですが、慣れてしまえばストロークより動作はシンプルで、プレーの幅が広がる楽しいショットです。

ボレーボレーなどの練習で少しずつ慣れていきながら、より確実にボールをとらえられるよう頑張ってみましょう!

| ノウハウ | 09:14 PM |

テニス初心者のための 「バックハンドストロークお悩み解消3選」



テニスを始めたばかりの方、テニスをこれから始めようと考えている方向けに
今回テニス指導歴30年のコーチが、スグに上手に打てるコツを分かりやすく解説。

今回はバックハンドストローク編!


バックハンドストロークってなに?

一度コートにバウンドしたボールを打つことを「グランドストローク」といい、非利き腕側で打つショットを「バックハンドストローク」といいます

さらに片手で打つことを「シングルバックハンドストローク」、両手で打つことを「ダブルバックハンドストローク」といいます。

今回は両手で打つ「ダブルバックハンドストローク」について解説していきます。


バックハンドストロークを上達させる3ステップ



ステップ1 バックハンドストローク時の持ち方に注意しよう!

最初はどうしても、先に覚える「フォアハンドストローク」の持ち方のままプレーしてしまいがちです。
そうなると打球時にラケットの面が上を向きやすく、うまく振り抜けないことがあります。

バックハンドストローク時のおすすめのグリップ(持ち方)は
利き手:包丁持ち(ラケットフレームを縦に、包丁やトンカチを握るイメージ)



非利き手:ラケットの面に掌を当てて、そのままグリップまで下ろす(フォアハンドストローク時のように)




両手だとこんな感じ



この持ち方だと、振り抜きやすくなると思います!


ステップ2 飛んできたボールに対して身体をしっかり横向きに!



最初は正面を向いたままボールを迎えてしまうことが多いです。
前方から飛んでくるボールから目線は外さず、上半身をひねりながら身体を横に向けていきましょう


ステップ3 スイングは非利き手が7割


ダブルバックハンドは非利き手で打つイメージが大切です。
利き手でイメージしてスイングすると、スイングが窮屈だと感じてしまい
気持ちよく振り抜けないことがあります。

反対側で打つ「フォアハンドストローク」のイメージでスイングしてみましょう!
※実際に非利き手のみでフォアハンドストロークを練習してみるのもおすすめです。

まとめ


どうでしたか?
バックハンドストロークは、テニスのショットの中でも最初に戸惑うことが非常に多いショットです。今回、紹介した3つのポイントは、ダブルバックハンドストロークを打つための土台となる重要なポイントです。
最初のうちはラリー中でも避けちゃいがちなショットですが、左右ともに対応できるようになれば、もっとプレーの幅が広がります。
是非是非、練習してみてください!

| ノウハウ | 09:14 PM |

テニス初心者のための 「ゼロから始めるフォアハンドストローク」



テニスを始めたばかりの方、テニスをこれから始めようと考えている方向けに
今回テニス指導歴30年のコーチが、スグに上手にフォアハンドストロークを打てるコツを
分かりやすく解説。

自己流でフォアハンドストロークを練習する前に本記事を読むことで間違いなく効率的に
フォアハンドストロークを上達させることができますので、是非参考にしてみてください!


フォアハンドストロークってなに?





一度コートにバウンドしたボールを打つことを「グランドストローク」といい、利き腕側で打つショットを「フォアハンドストローク」といいます。


フォアハンドストロークを上達させる3ステップ

ステップ1 テイクバックを早くする!



「テイクバック」とはストロークの始まりの動作です。
体をひねりながらラケットを後ろに回し、スイングの準備をします。
テイクバックが遅れてしまうとその後全ての動作も遅れます。
地面にバウンドするタイミングでテイクバックをするケースが初心者には多いですが、
出来るだけ「地面にボールがバウンドする前」にはテイクバックして準備しておきます。


ステップ2 ボールが落ちてくる位置を早めに判断しよう!

正しい位置でボールを捉えるためには、飛んでくるボールの軌道・バウンド後のボールの軌道の予測が必要です。
焦らずしっかりボールがどのあたりに落ちるのか、軌道を見て早めに判断していきましょう!


ステップ3 最後はボールを打つ!タイミング、高さの目安は膝~腰!



ボールの落下点の判断、テイクバックが出来たらタイミングを合わせてスイングをします。
適正な高さは、人それぞれ微妙に違いがあります。ここでは、『膝~腰』を推奨します。
理由は、『基本的なスイングが下から上』である事と、『ボールが落下してきている所を打つ』
からです。
野球のバッティングのような上から下のスイングではなく、下から上にスイングをしっかり意識しましょう。


まとめ

どうでしたか?
フォアハンドストロークは、テニスのショットの中でも使う機会が非常に多いショットです。今回、紹介した3つのポイントは、フォアハンドストロークを打つための土台となる重要なポイントです。
土台をしっかり固められるように、練習をする時は意識をしてみてください。
フォアハンドストロークがある程度打てればラリー(打ち合い)が出来ます。
ラリーが出来るとテニスがもっと楽しくなります。是非是非、練習頑張って下さいね

| ノウハウ | 04:41 PM |